埼玉県の寄居の北条祭りに参加してきました。
歴史小説家の東郷隆先生率いる東郷隊の足軽として武器の戦いで自分がどこまで戦えるか試してきました。
相手の心の動きがなんとなく分かるとなんなく倒せます。
あとは、新井新一郎副支部長と中島先生が横で私を守ってくれていたので心おきなく敵と対峙できました。
途中、居合い道の達人の先生も槍で戦っていました。
その方は、槍の剣先が正中線にすぐ戻ってしまうので踏み込みのに大変でした。
右にサイドステップして槍をサイドから落として胸元に突き刺しました。
今回の私の使命は、国際武道大学の軍団をせん滅する事でした。
なぎなたや柔道と武道、武術を毎日練習している猛者達なので簡単には倒せないと覚悟はしていましたが、
特にフランス人によって過去、東郷隊は何人も怪我人がでていました。
私は、槍の戦いははじめたなのでドキドキしました。
武器を持った戦いは、個人戦ではありません。
いかに味方を信頼して戦えるかが鍵になってきます。
個人がいくら強くても武器を持った人間に3人以上に一斉にかかられたら対処できるものではありません。
その意味では、新井先生と中島先生は私の信頼できる人間なので思いっきり戦う事が出来ました。
ただ、今回は私の戦い方が目立ちすぎて私が的になっていました。
最後は、国際武道大学の軍団は、私の首を集団で狙ってきました。
フランス人は、私の顔めがけて槍をついてきました。
槍が顔をかすった瞬間、私は、ものすごく神経が集中したのを覚えています。
本気になった時、人は集中します。
その後は、体が勝手に判断して戦っていました。
中島先生は、相手の作戦によってやられてしまって新井先生も1対1の勝負をしていました。
私は、フランス人を含む2人同時に相手をしなければならなくなりました。
その時、私のとった行動を振り返ると1人目の槍が来た時、私が半身に構えていたので避けた時に前に踏み込んで相手の槍を左腕でかかえて、相手を前蹴りで甲冑を蹴って、自分の槍を捨てて右手でフランス人の槍を持って間合いをつめて相手の体の両脇を差して膝けりをお腹に一発放って体が崩れた時に横捨て身で後ろに倒してバックマウントを取ってチョークに行き、脇差の刀で相手の首を取りました。(もちろん刀は切れませんので振りですが)
今回の戦いでいろいろと勉強になりました。
相手との戦う間合い。
武器を持った時の恐怖感。
冷静な自分。
そして一番大事なのは勢い。
反省点は、勝ちすぎた事でした。
武田信玄の8割勝ったら鉾を納めるという言葉は分かるような気がしました。
武道の練習を通してもっともっと冷戦に相手を倒せるように訓練しなければと思いました。
今回の甲冑に付けたお守りは、東郷先生直筆の毘沙門天の絵でした。
軍神に近づけるようにがんばりたいと思います。
下記のマスコミで目立ちすぎたのか私たちが撮影されています。
戦国の合戦再現 読売ニュース
http://www.yomiuri.co.jp/otona/tripnews/04/saitama/20111017-OYT8T01035.htm?from=popin第50回寄居北條まつり2011
NHK埼玉動画ニュース
http://www.nhk.or.jp/saitama-news/20111016184249_03.html